【髑髏】

毒、危険、悪、死、・・・の象徴としてよく用いられる。

 

イタリアのソルフェリーノ納骨堂は

十字架の後ろに1413個の頭蓋骨が並ぶ。

圧倒的な絵。

160年くらい前からこの状態で

つまり、ほぼ、変化していない。

 

もとは生物だったのに

それも自分と同じ人間だったのに

諸行無常、万物流転と真っ向から異なる存在感。

 

腐敗する有機臭さを超えて

ただそこにあり続けることができる。

 

 

有機物は腐る。

そのことに対し安心感を覚える一方、おそろしくも思う。

髑髏は生の営みから解き放たれている。

 

幸不幸とか喜怒哀楽とか愛憎とか希望とか絶望とか

破壊と再生とか

人間の営みから解き放たれて

 

髑髏は“超越”を象徴する。