【質量に見るシナジー】

質量は、宇宙の成り立ちにとって基本的な性質のひとつ。

エネルギー、慣性、重力に大きく関わっている。

 

それでいて、質量は謎だらけ。

 

リンゴ1個の質量。

リンゴを4つに切ったとしても、切った4つの合計質量は

元のリンゴ1個の質量と同じ。

 

でもさらにリンゴを細かく切って

どんどんどんどんバラバラにして

原子レベルを超えて

陽子と中性子と電子に分けて

さらに陽子と中性子を粗粒しにまで分けると

 

全部の素粒子の合計質量と、リンゴ1個の質量は違う。

 

素粒子全部の合計質量は、リンゴの1%しかない。

残りは、素粒子同士を結びつけているエネルギー。

素粒子同士の結合にエネルギーが蓄えられていると

質量が100倍大きくなる。

 

リンゴの質量は、中身(素粒子)から来ているのではなく

中身をつなぎとめるエネルギーから来ている。

 

 

人と人の間をつなぎとめているものは何だろう?

ばらばらだったら、1人ひとりの力の合計にしかならないけれど

 

信頼でつなぎとめられていたら。

相手を尊重し合うことでつなぎとめられていたら。

同じビジョンを共有することでつなぎとめられていたら。

その結合エネルギーは質量になる。

 

E=mc2

質量はエネルギー。

 

人と人の関わり合いにおいても

「つながり」にエネルギーがあれば

1+1=2ではなく、3にも10にも100にもなりうる。

 

「つながる」ことの素晴らしさを、

素粒子は教えてくれる。