【自由について考えるとき頭に浮かぶこと】

1.江戸の町人の美意識「粋」

 

粋の要素のひとつ「諦観」。

諦観に、自由の源があると思う。

 

ネガティブなあきらめではなく、

飄々とした諦観、無頓着。

 

士農工商という身分制度において

一見窮屈そうに見えるけれども

「分をわきまえる」というスタンスをもって

制度の中で、最高の自由を謳歌していた商人の姿。

 

 

2.スピノザ哲学

 

スピノザは、「必然性に従うことが自由だ」と言う。

 

自由とは、制約のない状態のことではなく

(そもそもまったく制約がないことなどありえない)

 

課された制限の中で最高のパフォーマンスをすること。

 

条件を超え出るのではなく、その条件にしたがって

自分の力をうまく発揮できることこそ、自由であると。

 

 

3.THE YELLOW MONKEY「パール」

 

“俺はクズだし 確信はないけど

不自由と嘆いている 自由がここにある”

 

 

4.↑THE HIGH-LOWS↓「夏の朝にキャッチボールを」

 

“なんだかんだ 気分次第

自由になら 一秒でなれる”

 

 

きっと

 

自分の置かれた環境、課された制限、

自分を縛り付ける何かを受け入れたときにこそ

人は自由になれる。

 

 

最後にもう一つ。

ハムレットのセリフ。

 

「胡桃の殻に閉じ込められても、

俺は無限の宇宙を支配する王なのだと思うことができる」

 

想像力もまた、最高の自由。

宇宙を覗くこともできる。