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古来より、神聖無垢な神の色、 古代の神に捧げる清浄な色とされてきた。 日本の色名のなかで最も古いもののひとつ。 光、雲、雪、霜、霧、骨、・・・ 身近な色としてあった白色。 白い糸、絹。 桑の葉を食べる蚕は黄色い糸を吐くものが多かったが 人間の手によって飼育されるようになり 白い糸を吐くものだけを集めて交配、改良を重ね 白い絹糸を得るに至った。...
太陽が沈んで何も見えなくなった暗闇。 それを色として作り出した墨。 松や桐や菜種など、さまざまな植物の油を燃やし その時に出る煤を集めて墨が作られる。 また、染料と鉄分との化学反応によっても作られる。 黒染という。 どんな植物をどのように鉄と反応させるかによって さまざまな黒が作り出される。 鈍色(にびいろ) 橡色(つるばみいろ)...

江戸時代、日本で流行した色。 茶色と灰色。 奢侈(しゃし)禁止令によって庶民の華美が禁止され 紅、紫、金糸銀糸・・など、きらびやかな色は纏えず 許された色は地味な茶色と灰色。 そんな制限に逆らうのではなく 受け入れたうえで最高に楽しむ、粋の精神の発揮。 茶や灰にさまざまな変化をつけ 偉人や風月山水などから ゆかりのある名前をつけ...