カテゴリ:生命



最初に見たときは 胎内で、直径2cmくらいの粒だった。 何者でもなかった、生命の萌芽。 万能感に溢れた粒。 あれから 細胞分裂を繰り返し 人型になって それから こんなにも口が達者になって こんなにも感情表現が豊かになって こんなにも人間くさくなって とても愛おしい。 人間の成長。 親から子へ渡された情報。 遺伝。 大量の情報が...
宇宙は不思議に満ちている。 その不思議を少しでも理解できたときの喜びは 自然からの最大のギフトだと思う。 ギフトは他にもある。 宇宙のことを知ろうとすればするほど、 絶対にすべてを理解することはできない という気になる。 それがいい。 人間は世界を理解することができるけれど、 人間の叡智が及ぶ範囲はほんのわずかだけ という事実が突き付けられる。...

受精卵から分裂した細胞群(初期胚)は なんの細胞にもなりうる状態で、 脳になっても、脊髄になっても、皮膚になってもいい。 過不足なく、丁度良くそれぞれの細胞になって 個体を完成させることができるのは 細胞表面のたんぱく質を介した情報交換によって 何に分化していくべきか、 他の細胞との兼ね合いで決定していくから。...