カテゴリ:量子論



「賽は投げられた」 共和政ローマ期のカエサルの言葉。 軍人の覚悟という強さのイメージがある。 量子力学を勉強して この言葉に新たなイメージが生まれる。 アインシュタインの有名な言葉 「神はサイコロを振らない」 から来るイメージで アインシュタインの思考とは相容れず 自然の本質はどうやら「曖昧」で ただしその確率はしっかり計算できて...
世界は、いったいどうなっているのか。 目に見えるもの。見えないもの。 世界の奥にある真理を描き出そうとする 偉人たちの直観力。想像力。 その謙虚な姿勢。 ニュートンは、地上と天上の区別をなくした。 空間と時間のなかで粒子が運動すると言った。 でもきっと 「空間」にまだ秘密があることも 「時間」が仮定であることも理解していた。...

自分を知ることは難しい。 今どんな強味があって 今どんな弱味があって 何を望んでいるのか。 自分の実現したいことができていないのはなぜなのか。 どうすれば望む状態になれるのか。 自分だけで自分を見ることはできないから 他者の存在を必要とする。 量子の状態は、観測するまで決まらない。 観測しなければ、ゆらゆら漂っているだけ。...
ニュートンは、言わずもがな、偉大な物理学者。   地上でリンゴが落ちることと天体の動きは 同じ法則に従っているのではないか? と看破し   世界を数式で記述した最初の人間。   天才。     ニュートンの運動方程式は美しい。 それは間違いない。   ただあまりに美しくて あまりに魅力的すぎて   それこそが自然の美しさであると、...

2019年、アインシュタイン生誕140周年。 つらつらと考える。 アインシュタインが信じたスピノザの神。 アインシュタインが焦がれた世界。 すなわち 人間とは無関係に存在し、 一義的な因果関係が貫く世界。 (僭越ながら) 私が10代の頃から焦がれる世界観も 同じだなぁと思う。 情緒や心理・感情といった「人間臭さ」と無関係に...
量子力学が支配する小さな世界では 未来の出来事を正確に予測できなくなる。 計算できるのは、 量子の取りうる状態とその確率分布だけ。 さらに量子の属性は、観測するまで存在しない。 観測して状態を確かめるまでは、 あんな状態やこんな状態が重なり合って ゆらゆら、ゆらゆら、ゆらいで 死んでいる猫の状態と、生きている猫の状態とが重なり合う(※)...