COLUMN

最初に見たときは 胎内で、直径2cmくらいの粒だった。 何者でもなかった、生命の萌芽。 万能感に溢れた粒。 あれから 細胞分裂を繰り返し 人型になって それから こんなにも口が達者になって こんなにも感情表現が豊かになって こんなにも人間くさくなって とても愛おしい。 人間の成長。 親から子へ渡された情報。 遺伝。 大量の情報が...
恐怖 何か悪いことが起きている不安 漠然とした怖さ が漂っている世界。 そういう、「場」が形成されているように感じる。 19世紀の物理学の革新として ファラデーの電磁気学の理論がある。 電磁気力はどのように作用するのか? ファラデーが解き明かしたのは 空間のいたるところに何らかの「実体」があって その「実体」が、...

この世界には法則がある。 リンゴは木から落ちるし スイッチを押せば電気がつく。 だけど計算できるものは 計算できないものに比べてほんのわずかしかなくて 法則がわかっていても つまり 次がどうなるか、その次はどうなるか 因果的に決まっていて、 そこに秩序が存在していても ほとんどのことは、全く予測ができない。 解がわからない。 カオス。...
ネガティブな感情。 「私ってだめだな」とか「私はできない」とか 浮かんでくることは 人間なら誰でもあるのではないかと思う。 そして がんばる人ほど 「後ろ向きなことを思っちゃだめ」とか 「ポジティブ変換しよう」とか がんばるのだけど 湧いてくる感情は止めようがないから 無理に押さえつけるのは結構つらかったりする。 ではどうするか?...

元素周期表。 化学のバイブル。   この表を見るたび人類の英知に感嘆する。   「なぜ」と「どのように」が詰まっている。   周期表完成までの科学者の道のりに思いを馳せ、 自分の仕事の仕方を振り返る機会とする。   ~   元素周期表は 1869年にメンデレーエフが提案したもので 今日の表にいたるまで幾度も改良され、 無数の科学者の知が集結している。    ...
意図は最強のツール。 人の中で爛々とエネルギーを放つ。 この世界を支配している法則は 誰にも破ることはできない。 重い星があれば空間は歪み時間は遅れる 誰もそれを止められない。 宇宙誕生のときから一度たりとも破れることなく ずっと支配し続けている法則。 ラプラスの悪魔に背くことは不可能か? 蝶の羽ばたきは嵐を起こすか?...

夜空を見上げれば、たくさんの星が輝いている。 この広大な宇宙の中で、光を放つ無数の星たち。 なぜ星は輝くのか? それは 出会って、反応しているから。 宇宙は広い。 それはもう、想像が追いつかないほどに、広い。 そんな巨大な空間の中で 重力によって、原子が引き寄せられて どんどん、どんどん集まって 集まれば集まるほど力が大きくなって...
毒、危険、悪、死、・・・の象徴としてよく用いられる。 イタリアのソルフェリーノ納骨堂は 十字架の後ろに1413個の頭蓋骨が並ぶ。 圧倒的な絵。 160年くらい前からこの状態で つまり、ほぼ、変化していない。 もとは生物だったのに それも自分と同じ人間だったのに 諸行無常、万物流転と真っ向から異なる存在感。 腐敗する有機臭さを超えて...

古来より、神聖無垢な神の色、 古代の神に捧げる清浄な色とされてきた。 日本の色名のなかで最も古いもののひとつ。 光、雲、雪、霜、霧、骨、・・・ 身近な色としてあった白色。 白い糸、絹。 桑の葉を食べる蚕は黄色い糸を吐くものが多かったが 人間の手によって飼育されるようになり 白い糸を吐くものだけを集めて交配、改良を重ね 白い絹糸を得るに至った。...
太陽が沈んで何も見えなくなった暗闇。 それを色として作り出した墨。 松や桐や菜種など、さまざまな植物の油を燃やし その時に出る煤を集めて墨が作られる。 また、染料と鉄分との化学反応によっても作られる。 黒染という。 どんな植物をどのように鉄と反応させるかによって さまざまな黒が作り出される。 鈍色(にびいろ) 橡色(つるばみいろ)...

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